アメリカ財務長官がサウジアラビアの経済フォーラム参加を見合わせる
10月 19, 2018 16:02 Asia/Tokyo
サウジアラビアによる反体制派ジャーナリスト、カショギ氏の殺害疑惑を受けて、アメリカのムニューシン財務長官が、サウジアラビアで行われる経済フォーラムへの出席を見合わせました。
アルジャジーラによりますと、ムニューシン長官は18日木曜、「トランプ大統領、ポンペオ国務長官と、サウジアラビアの経済フォーラムへの不参加で調整を行った」と語りました。
こうした中、ポンペオ国務長官は、サウジアラビアとトルコを訪問した後、カショギ氏の殺害疑惑に関して、サウジアラビアにより多くの機会を与えるよう呼びかけました。
トランプ大統領も、サウジアラビアのムハンマド皇太子の潔白を語るため、この事件はならず者によって引き起こされたとしました。
カショギ氏は、今月2日、結婚のためにトルコ・イスタンブールのサウジアラビア総領事館を訪れましたが、その後失踪し、この数日後、メディアはサウジアラビアの関係者がムハンマド皇太子の指示で、カショギ氏を悲惨な形で殺害したと伝えました。
多くの国の政府、国際機関、企業の関係者は、今月23日から25日まで開催予定の「砂漠のダボス会議」と呼ばれるサウジアラビアでの経済フォーラムの参加を見合わせました。
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