アメリカの殺人事件の被害者が減少する一方で、自殺者が増加
11月 14, 2018 20:23 Asia/Tokyo
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アメリカ人自殺者が増加
最新の調査によりますと、この数十年におけるアメリカの殺人事件の犠牲者数は減少しているものの、その代わりに自殺者が増えています。
アメリカの新聞ワシントンポストは13日火曜、アメリカの自殺問題を調査した結果、この20年間で自殺者の数が33%近く上昇したと伝えました。
また、この報道によりますと、アメリカでは平均して一日当たり120件の自殺が報告されており、銃にかかわる事件の3分の2が自殺だということです。
さらに、調査担当者は、銃を所持している家庭で自殺が発生する可能性は、銃のない家庭の3倍以上だと話しているとしました。
アメリカの疾病予防管理センターの報告によりますと、2006年から2016年までの10年間で、少なくとも21万8千人が銃を使って自殺したということです。
このワシントンポストの報道で注目に値するのは、白人の自殺率が高いという点です。
また、最新の報告によりますと、アメリカでの自殺は毎年690億ドルの損害をアメリカ経済に与えていると分析しています。
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