フランスで、「黄色いベスト」運動の負傷者が大統領を提訴
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フランスの「黄色いベスト」
フランス警察の暴力により負傷した、「黄色いベスト」運動の活動家の1人が、同国のマクロン大統領を訴えました。
フランス通信によりますと、フランスで昨年から続く「黄色いベスト」運動の活動家の1人、ジェローム・ロドリゲス氏はパリ市内のバスティーユ広場で負傷したとして、マクロン大統領とカスタネール内務相を訴えました。
ロドリゲス氏は、抗議者弾圧という命令を出したことを理由にこの2人に不服を訴えたとしています。
ロドリゲス氏は26日土曜、治安部隊が抗議者に向かって発射した催涙弾により目を負傷し、病院に搬送されました。
フランス政府軍が、抗議者に向かっていわゆる防御弾発射装置・LBDとされる兵器を使用したことは、報道各社に大きく取り上げられました。
こうした非殺傷兵器は、一種の手榴弾発射装置であり、銃身の口径を変えることで、機動隊用の兵器に改造されているといわれています。
フランスの新聞ル・ポワンは、この種の兵器が人間の頭部、胸部に命中した場合の危険性を指摘し、これらの兵器・弾丸が黄色いベスト運動の参加者の目の周辺や胴体部分などに命中し、重症を負った多数の例を挙げています。
フランスでは、昨年11月17日から同国の政策に抗議する「黄色いベスト」運動が発生しています。
この運動は当初、フランス政府の打ち出した燃料税の引き上げの撤回を求めるものでしたが、現在では同国のマクロン大統領の辞任要求を求めるものとなっています。
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