米ウォーレン上院議員、「米は核戦争を始めてはならない」
1月 31, 2019 20:59 Asia/Tokyo
2020年のアメリカ大統領選挙への出馬を表明している民主党のエリザベス・ウォーレン上院議員が、アメリカによる核戦争の開戦阻止を目的とした、核兵器使用関連法案の可決を求めました。
フランス通信によりますと、ウォーレン議員は30日水曜、この法案の可決を要請しています。
もっとも、現在アメリカ議会内で対立が生じていることから、こうした法案の可決の見通しが明らかではありません。
この報道によりますと、ウォーレン議員とアメリカ下院軍事委員会のアダム・スミス委員長は、「アメリカの現在の核戦略を危険なものだ」と強調し、アメリカが核戦争の開始者にならないという内容の法案を打ち出した、ということです。
この2人の議員の表明は、アメリカ国民の多くが、同国が決して核戦争を開始してはならないと考えていることを物語っています。
アメリカのトランプ大統領が、国際的な多国間条約を守っていないことは、同国の議員らの懸念を引き起こしており、その例がINF中距離核戦力全廃条約からの脱退です。
トランプ大統領のこの行動には、この条約のもう1つの署名国であるロシアが否定的な反応を示しています。
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