トルコ大統領が、西側メディアによるNZでのテロ事件の報道様式を批判
3月 18, 2019 18:05 Asia/Tokyo
トルコのエルドアン大統領が、先日ニュージーランドでのテロ事件の実行犯をテロリストとして扱っていないとして、西側のメディアを批判しました。
イルナー通信によりますと、エルドアン大統領はイスラムやイスラム教徒に対する西側諸国の敵視を指摘し、西側諸国の政府に対し、ニュージーランドでの今回のテロに類似した悲劇の再発防止に必要な措置を思案するよう求めました。
今回の銃乱射テロを起こしたオーストラリア人のブレントン・タラント容疑者(28)はさらに、トルコ国民に対しても同国のイスタンブールにあるモスクを標的にテロを実行すると脅迫していました。
最新の情報によりますと、ニュージーランド・クライストチャーチにあるモスク2ヵ所への襲撃で、礼拝中だった少なくとも52人が死亡、数十人が負傷しています。
これに先立ち、イスラム諸国教育科学文化機関も「ニュージーランドのモスクでの大量虐殺は、人類に対する犯罪であり、イスラム恐怖症的な発言の結果である」と強い口調で非難しました。
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