北朝鮮のキム委員長が、アメリカの対北朝鮮政策の変更を要求
4月 13, 2019 17:20 Asia/Tokyo
北朝鮮のキム・ジョンウン朝鮮労働党委員長が、同国に対するアメリカの政策変更を求めました。
ロイター通信によりますと、キム委員長は13日土曜午前、アメリカに対し北朝鮮との交渉継続に向け、同国に対する正当な政策を打ち出すよう求めました。
また、「対米交渉の決裂は、地域が以前の緊張状態に逆戻りする危険性を高めることになる」とけん制しました。
さらに、「アメリカが正しい方式を追求しない限り、トランプ大統領と会談する意向はない」と述べています。
キム委員長はまた、アメリカに対し今年末まで猶予を与え、現状打開に向けた措置の実施に向けて、北朝鮮に対する新たなアプローチを打ち出すよう促しました。
トランプ大統領は11日木曜、韓国のムンジェイン大統領と会談し、対北朝鮮制裁はそのまま継続すると強調しました。
トランプ大統領とキム委員長は、昨年6月にシンガポールで歴史的な初の会談に臨みました。また今年の2月末にベトナム・ハノイで2回目の会談を開催しました。
北朝鮮の政府関係者は、2回目の米朝首脳会談の決裂の原因は、トランプ大統領の過剰な要求にあると主張しています。
ラジオ日本語のフェイスブックやユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://www.facebook.com/ParsTodayJapanese
http://youtube.com/channel/UCXfX6KY7mZURIhUWKnKmrEQ