アメリカ人の大半、「トランプ大統領は嘘つき」

4月 28, 2019 16:46 Asia/Tokyo

最新の世論調査の結果、アメリカ人の多くが同国の大統領選挙に対するロシアの介入疑惑に関して同国のトランプ大統領が虚言を発している、と考えていることが明らかになりました。

アメリカの新聞ワシントンポストとＡＢＣニュースが共同で行った世論調査の結果、アメリカ国民の５８％が、２０１６年のアメリカ大統領選挙へのロシア介入疑惑に関して、トランプ大統領が虚偽を述べていると考えていることが判明しています。

さらに、この調査の結果によれば、アメリカ民主党の支持者の１０人のうち６人が議会でのトランプ大統領弾劾につながるプロセスの開始に賛成しています。

アメリカ民主党員らは、２０１６年の大統領選挙へのロシア介入疑惑問題の捜査を担当しているロバート・ムラー特別検察官の捜査結果の発表を受け、トランプ大統領を弾劾する計画を検討しています。

アメリカのウィリアム・バー司法府長官は、最終的にこの調査の報告を発表し、議会に提出しました。

しかし、民主党員らはバー長官がムラー検察官の報告書を検閲したとの疑いをかけています。

およそ２年間にわたるムラー検察官の捜査は、バー司法長官が指摘していなかったもので、この捜査はトランプ大統領に対する疑いを晴らすものではない、と言われています。

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