フランスの経済専門家、「イラン産原油輸出の完全な封じ込めは不可能」
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原油を運んでいるタンカー
フランスの経済専門家らが、アメリカによるイラン産原油禁輸制裁適用除外措置の打ち切りに触れ、「イラン産原油の輸出を完全に抑え込むことは不可能だ」との見方を示しました。
これらの専門家のうち、 François-Xavier氏は29日月曜、フランス24チャンネルのインタビューで、「石油禁輸制裁の適用除外の打ち切りをはじめとする、アメリカの対イラン制裁の効果は不透明である。それは、イラン産原油の4分の3が、中国やインド、韓国などのアジア諸国に輸出されており、しかもそのうちの一部はバーター取引されている。このような状況では、これらの国々はアメリカの制裁には含まれないことになる」と語っています。
また、「一方で、アメリカと中国の通商協議がヤマ場を迎えており、アメリカが中国の利益に反する強硬な立場を取れるような条件が揃っていない」と述べました。
さらに、「これらの理由から、イランの原油輸出が完全になくならないであろうことははっきりしており、これに関するアメリカの意向や決定はそれほど効力がない」としています。
アメリカ政府は今月22日、核合意を違法に離脱してから満1年が経過する前に来月2日以降は、イラン産原油の輸入国に対する制裁適用除外措置を打ち切ると発表しました。
また、2018年にもアメリカ政府はイランの原油輸出を完全に抑え込むと宣言していましたが、この政策を完全には実施できず、中国、インド、日本、韓国、トルコ、イタリア、ギリシャ、台湾を制裁の適用除外とせざるを得なくなりました。
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