韓国が、イラン産原油輸入継続を強調
4月 30, 2019 19:41 Asia/Tokyo
韓国のエネルギー経済研究所が、イランからの原油輸入の継続を強調しました。
イルナー通信によりますと、韓国のエネルギー経済研究所は30日火曜、「市場において、理想的なイラン産原油の代替物は存在せず、わが国の製油所は、カタールなど他国産の軽油の購入すら考えていない。それは、他国産の軽油が高額であることによる」と表明しています。
また、アメリカがイラン産原油の輸入を禁止したことに怒りを示し、「韓国の製油所は、イランとカタールで生産された液化石油ガスの製油向けに設計されている」としました。
ロイター通信が、韓国・ソウルから同国の税関の統計データとして報じたところによりますと、今年の1月から3月までの韓国によるイラン産原油の輸入は5倍に増加しているということです。
韓国政府もこれに先立って声明を発表し、来月2日までに残された日々に、イラン産原油禁輸制裁適用除外の延長に向けて努力を続ける、と表明しています。
アメリカは、過去に8カ国に対し認めていた同制裁の適用除外措置を打ち切る方針を決定しています。
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