ロシア、「アメリカが開示した“タンカー攻撃でイランが役割”とする証拠は疑問」
(last modified Wed, 19 Jun 2019 11:14:36 GMT )
6月 19, 2019 20:14 Asia/Tokyo
  • ロシアのラブロフ外相
    ロシアのラブロフ外相

ロシア外相は、「“オマーン海での事故におけるイランの役割”についてアメリカが開示した証拠は、アメリカに近い同盟国の間においてさえ、疑問視されている」としました。

ロシアのラブロフ外相は18日火曜、ロシア・タス通信のインタビューで、「ロシアは、オマーン海での2隻のタンカーの事件にイランの関与を示す証拠を手に入れていない」と語り、「アメリカがこの事件で開示した証拠は非常にあいまいで、短い画像と複数枚の写真であり、アメリカの同盟国の間からも多くの疑問を投げかけられている」と語りました。

ラブロフ外相は、この事件は慎重に調査されることを求めると述べています。

イランは当初からこの問題の調査を求めています。

イランに対するアメリカの主張は、2隻のタンカーから出火した後、イランの港湾・海上局捜索救助隊が直ちに現場に向かい、これら2隻の乗組員を救助、医療等の便宜を図るためイラン南部ジャスク港へ移送した中で行われました。

これ以前の先月12日にも、4隻のタンカーがUAEアラブ首長国連邦のフジャイラ港で事故に巻き込まれました。アメリカ、UAE、サウジアラビアはここ数週間、この時の事件にもイランが関与していたと国際世論に訴えていますが空振りに終わっています。

 

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