スリランカ大統領が、アメリカとの軍事協定に反対
7月 07, 2019 17:00 Asia/Tokyo
スリランカのシリセナ大統領が、アメリカとのあらゆる軍事協定の締結は、スリランカ国民への背信だとしました。
ファールス通信によりますと、シリセナ大統領は6日土曜、「現状合意書」(SOFA)の草案に反対するとし、「スリランカ政府は、国家の主権や独立を弱体化させるような合意書に同意しない」と述べました。
また、「スリランカの港湾への米軍の自由なアクセスを可能とするアメリカとの軍事協定の締結を許さない」、と語りました。
シリセナ大統領は、「現状合意書」について、スリランカの西側寄りのラニル・ウィクラマシンハ首相と意見が対立しています。
アメリカは最近、スリランカでの海上保安の強化のため3900万ドルを拠出すると発表しており、この措置の理由としてインド洋における中国の戦略的な進出を挙げています。
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