7月 14, 2019 18:51 Asia/Tokyo
  • バイデン氏
    バイデン氏

アメリカのオバマ前政権にて副大統領を務めたジョー・バイデン氏が、イラク戦争開戦に賛成したことを遺憾なことだったとし、「当時のアメリカ大統領に欺かれた」と語りました。

ファールス通信によりますと、来年の米大統領選挙に出馬するバイデン氏は、イラク戦争開戦への賛成を理由に今なお強く非難されており、これまでに何度も自らのこの行動を正当化しようとしてきました。

バイデン氏は13日土曜、選挙関連の集会において、イラク戦争許可法案に賛成票を投じた自らの行動を新たに正当化し、「自らの過ちは、上院のこの許可では戦争にいたらず、調査官のみをイラクに入国させたいだけだ、という当時のブッシュ大統領の文言を信じてしまったことにある」と述べています。

バイデン氏は、2002年に対イラク侵攻法案に賛成票を投じた29人の民主党上院議員の1人です。

当時のブッシュ政権はその1年後の2003年、この許可法案により、大量破壊兵器との戦いを口実に対イラク戦争を開始しましたが、この戦争で数百万人が死傷し、その後遺症は今なお残っています。

アメリカで実施された世論調査の結果、18歳から29歳までの選挙有権者の40%以上が、「来年の大統領選挙ではバイデン氏を支持しないつもりだ。その理由の1つは、バイデン氏が対イラク戦争に賛成票を投じたことにある」としています。

 

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