イランが非難、「ナイジェリア政府はザクザキ師の容態悪化の責任者」
7月 20, 2019 14:52 Asia/Tokyo
イランイスラム文化革命高等評議会事務局は声明を発表し、現在拘束中のナイジェリア・イスラム運動の指導者ザクザキ師の容態悪化に関して強い懸念を示し、その責任はナイジェリア政府にある、としました。
IRIB通信によりますと、イラン文化革命行動評議会は19日金曜、この声明においてナイジェリアのシーア派指導者ザクザキ師の解放を同国政府と司法機関が妨害していることに触れ、「ナイジェリアは、国連加盟国の一員として国際法規や取り決めに従い、国内総人口の50%近くを占めるイスラム教徒らに対し、信教や宗教的儀式実施の自由という権利を正式に認めるべきだ」と表明しました。
ナイジェリア・イスラム運動の指導者エブラーヒーム・ザクザキ師は、2015年に同国中北部の町ザリアにある自宅にいたところを政府軍が襲撃、その後身柄を拘束されたままとなっています。
この襲撃でザキザキ師夫妻は負傷し、また同師の実子2名を含む支持者ら数百人が殉教しました。
ザクザキ師は現在、医療措置を受けられず、また病気の妻と連絡をとることも許されないまま拘束されています。
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