イラン医学界が、ナイジェリアのシーア派指導者の健康状態に深い懸念
7月 21, 2019 20:04 Asia/Tokyo
イランの医学界が、テヘランにある国連事務所やナイジェリア大使館に宛てた書簡の中で、ナイジェリのシーア派指導者ザクザキ師の健康状態について深い懸念を示しました。
タスニーム通信によりますと、イランの医学界はこの書簡において、ザクザキ師の健康状態に懸念を表明すると共に、ナイジェリアの政府軍が同国のイスラム教徒を攻撃し、およそ1000人のシーア派教徒を死傷させたことを非難しました。
また、イスラムの聖職者、文化活動家、メディア、人権・国際分野の活動家らに対し、ザクザキ師の医療状況の追求を求めました。
ナイジェリア・イスラム運動の指導者エブラーヒーム・ザクザキ師は、2015年に同国中北部の町ザリアにある自宅にいたところを政府軍に襲撃され、その後身柄を拘束されたままとなっています。
この襲撃でザキザキ師夫妻は負傷し、また同師の実子2名を含む支持者ら数百人が殉教しました。
ザクザキ師は現在、医療措置を受けられず、病気の妻と共に、外部への連絡をとることも許されないまま拘束されています。
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