4兆ドル以上が米国の負債に追加

7月 28, 2019 20:32 Asia/Tokyo

アメリカの新予算案が承認されたことで、トランプ政権はさらに4兆1000億ドルを国の負債に追加することになりました。

アメリカ連邦予算委員会は、「トランプ大統領が数日後にこの法案に署名すれば、アメリカの負債はさらに4.1兆ドル増加する」と発表しました。

アメリカの新予算案は、先週木曜に下院で可決され、今後数日以内に上院でも承認される予定です。

今年2月、アメリカの負債額は22兆ドルを超えました。

トランプ大統領が巨額の赤字法案を議会に提出し承認されたのは、これで3回目です。

アメリカ連邦予算委員会の発表によりますと、トランプ大統領は2017年以来、さまざまな予算法案に署名することにより、米国の負債額に2.4兆ドルを追加させています。多くの投資家は、現在のアメリカの負債額の増加の動きについて懸念しています。

スイスのチューリッヒに本拠を置く世界最大級の金融グループUBS社による意識調査によりますと、アメリカの有権者の54％は政治に関心を持っており、そのうちの47％はアメリカの負債を最も重要な懸念事項である、と回答しています。

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