7カ国の医師らが、ナイジェリア・シーア派指導者の危機的な状況に関して警告
8月 11, 2019 18:24 Asia/Tokyo
7カ国の医師らが、ナイジェリア政府に宛てた書簡の中で、同国のシーア派指導者ザクザキ師の身体状況の悪化に触れ、同師に対する早急な治療を求めました。
ファールス通信によりますと、イランやそのほかの国の医師ら184人が、ナイジェリア・イスラム運動の指導者ザクザキ師の臨床検査に触れ、このシーア派指導者の健康状態に関して警告するとともに、「ザクザキ師は可能な限り早急に専門の病院に搬送されるべきだ」としています。
この書簡はイラン、インド、レバノン、イラク、アフガニスタン、パキスタン、シリアの各国の医師らがししたためたもので、テヘランにあるナイジェリア大使館に届けられています。
こうした中、ナイジェリア政府は、ザクザキ師と同夫人が医療目的でのインド渡航許可発給に向けた最新の条件を公表しました。
ザクザキ師は、2015年にナイジェリア・ザリアにある自宅を政府軍に襲撃されて以来、身柄を拘束されています。
この攻撃で、ザクザキ師夫妻が負傷したほか、数百人の支持者らが殉教しました。
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