仏・リヨンにて、「黄色いベスト」運動の継続と同時に刃物での殺傷事件発生、数名が死傷(動画)
9月 01, 2019 13:23 Asia/Tokyo
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「黄色いベスト」運動
フランスで、資本主義体制に反対する「黄色いベスト」運動の続行と同時に、同国リヨン市内の地下鉄駅構内で刃物による殺傷事件が発生し、1名が死亡、ほか8名が負傷しました。
フランス国際放送ラジオの報告によりますと、昨年11月中旬から通算して42回目の「黒い金曜日」となった31日、いわゆる黄色いベスト運動と呼ばれる、フランス政府の経済政策や資本主義体制への抗議行動において、リヨン市内である人物が刃物で人々を襲撃しました。
この攻撃の後、事件現場には完全な保安・警備体制がしかれていますが、死亡者の数はさらに増える可能性があります。
一部の情報筋も、容疑者が逮捕されたと伝えています。
さらに、「黄色いベスト」運動の指導者の1人で、現在は身体・精神面での疲労から自宅で休養中のジェローム・ロドリゲス氏は、「殺すぞと脅迫され、このことで自分の家族が非常に心配している」と語りました。
ロドリゲス氏のほか、これまで9ヶ月間以上の抗議行動の中でさらに、23人が警察からフラッシュボールでの攻撃を受け、目に重症を負っています。
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