バイデン前米副大統領が、アメリカのイラク侵攻に関して新たにコメント
9月 04, 2019 20:48 Asia/Tokyo
-
バイデン前副大統領
2020年のアメリカ大統領選挙・民主党候補のバイデン前副大統領が、アメリカのイラク侵攻当初からこの侵攻に反対だったと主張しました。
バイデン氏は、「2003年3月のイラク戦争の勃発以来、イラク戦争には反対であったが、2005年までそのことを公表しなかった」と表明しました。
バイデン氏は2002年の米議会で、米軍のイラク派遣に賛成票を投じていました。
バイデン氏は現在、大統領選候補者選びでさらに多くの票を獲得するため、イラク戦争の支持をめぐる自らの立場を転換し、「米議会でこの賛成票を投じたことは間違っていた」としました。
ジョージ・W・ブッシュ元大統領は2003年に、バイデン氏と同じ理由で「大量破壊兵器との戦い」を口実にイラクとの戦争を開始しました。その後、イラクに大量破壊兵器は存在しないことが明らかになったものの、大義なきイラク戦争での死傷者は何十万人にのぼり、その影響は未だに尾を引いています。
ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://twitter.com/parstodayj
タグ