フランスで、通算49回目の「黄色いベスト」運動
10月 20, 2019 17:34 Asia/Tokyo
フランス各地で19日土曜、昨年11月17日以来通算49回目となる反政府運動の「黄色いベスト」運動が実施されました。
IRIB通信によりますと、この運動の参加者らはフランスのマクロン大統領に反対するスローガンを叫んだということです。
また、フランスの治安部隊もこれまでと同様に、デモ参加者を解散させるため催涙ガスや警棒などを使用し、抗議者多数を逮捕しました。
フランスでは昨年11月17日以来、黄色いベスト運動と称する反体制運動が実施されています。
この抗議行動の中でこれまでに11人以上が死亡、およそ1万4000人の負傷者や逮捕者が出ています。
この抗議行動は当初、燃料税の引き上げをはじめとするマクロン大統領の経済政策への反対表明として開始されましたが、その後急速に政治化しました。
この運動の参加者らは、自らを「黄色いベスト」と称し、マクロン大統領の政策がフランス国民を圧迫しているとし、同大統領の辞任を求めています。
調査会社オドクサが、フランスのラジオ局および同国の新聞ル・フィガロ向けに実施した世論調査の結果によると、フランス市民全体の75%がマクロン大統領の施策に不満を抱いているということです。
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