米大統領が、1回の演説で21回の嘘
10月 23, 2019 20:33 Asia/Tokyo
米CNNの事実調査システムが、同国のトランプ大統領が1回の演説だけでも21もの虚偽や虚言を発していることを明らかにしました。
CNNのウェブサイトは23日水曜、同局の事実調査システムによるトランプ大統領の最近の演説中の虚偽の分析を取り上げました。
この報道によれば、トランプ大統領は21日月曜、閣僚会合で行ったばかりの演説について、記者団を前に70分以上にわたり演説を展開しました。
米大統領府のグリシャム報道官は、ツイッター上で各報道機関をけん制し、「本日の会見に対し、誠実な報道がなされることを望む」としました。
しかし、グリシャム報道官によるこのツイートとは裏腹に、トランプ大統領の演説の多くの箇所に虚偽が見られ、少なくとも21の嘘を口にしていました。
トランプ大統領はこの演説において、「オバマ前大統領は、11回も北朝鮮のキム・ジョンウン朝鮮労働党委員長とのコンタクトを試みた。だが、キム委員長はオバマ大統領のオファーに返答しなかった。しかし私の呼びかけには答えてくれた」としていました。
ところが、CNNの事実調査システムからは、オバマ氏が11回にわたってキム委員長との折衝を試みたという証拠は一切存在しないことが判明しています。
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