英労働党党首、「米大統領に公共サービスを提供しない」
11月 03, 2019 21:06 Asia/Tokyo
イギリス労働党のコービン党首が、「選挙で当選した場合には、トランプ米大統領、あるいは同国の資本家のいずれにも、わが国の公共サービスを一切提供しない」と発言しました。
ロイター通信によりますと、コービン党首は、今年12月12日の英総選挙で労働党が勝利するのをトランプ大統領が懸念していることに触れ、「トランプ大統領が、労働党による政権掌握に満足しないことは承知している」と述べました。
また、「自分は、環境保護や国際舞台での平和という声を発信するために政府の主導権を握りたい」としました。
コービン党首は先月31日にも、選挙運動の初日に当たって、「総選挙で当選した暁には、トランプ大統領が求める通商合意を拒否するだろう」と語っていました。
英下院は先月29日、同国ジョンソン首相による来月12日の選挙の前倒し案を可決しました。
ジョンソン首相は早期選挙の実施により、特にEU離脱問題を初め自らのアプローチに議会を同調させられるものと見ています。
しかし、複数の世論調査の結果では、労働党をはじめとした野党勢力に対する、ジョンソン首相率いる保守党派の支持率が低下していることが判明しています。
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