キューバとベネズエラが米国への対抗を強調
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キューバとベネズエラの指導者らが、両国を標的にした米国の政策を非難し、協力して敵対政策に抵抗することを強調しました。
(last modified 2025-06-22T07:17:28+00:00 )
11月 04, 2019 19:46 Asia/Tokyo
  • キューバとベネズエラの指導者ら
    キューバとベネズエラの指導者ら

キューバとベネズエラの指導者らが、両国を標的にした米国の政策を非難し、協力して敵対政策に抵抗することを強調しました。

キューバの通信社プレンサ・ラティーナ(Prensa Latina)によりますと、キューバのミゲル・ディアスカネル国家評議会議長とラウル・カストロ前議長、ベネズエラのマドゥロ大統領は、キューバ・ハバナで1300人以上の南米の活動家らが出席した同盟会議の終了に当たって、米国の敵対政策に対抗することを強調しました。

3者はまた、「キューバとベネズエラに対する米国の制裁は、『米国への対抗に相互に協力する』とのキューバとベネズエラの意志をさらに固めさせることとなった」と語りました。

さらに、最近南米チリで発生した騒乱に米国が干渉することを拒否しました。

マドゥロ大統領は、米州機構による「キューバはチリの騒乱に干渉している」との疑念を軽率な判断と一蹴し、「チリの情勢をここまで悪化させた騒乱の主要因はIMF国際通貨基金や旧独裁因子だ。チリ国民は変化を追求する権利がある」と述べました。

また、ディアスカネル議長もキューバに対する疑惑に関して「一部の人々は、我々が南米諸国の騒乱を煽っていると非難している。だが、彼らは現実に目を瞑っている。街頭に繰り出してきているのは一般市民だ」と反論しました。

さらに、「キューバやベネズエラでの革命、ブラジル、ボリビア、アルゼンチンでの左派勢力の運動を襲撃しているのは、トランプ米大統領と一部の強硬派だ」と指摘しました。

今回の会議の終了声明では、米国によるキューバ経済封鎖の解除を強調すると共に、ベネズエラを標的にした米国の敵対政策を強く批判しました。

 

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