1万1000人超の学者らが、温室効果ガスによる世界規模での大惨事について警告
11月 07, 2019 04:41 Asia/Tokyo
1万1000人以上の学者や研究者らが、温室効果ガスの排出による海洋や気候・大気、陸上の自然の状況に関して警告しました。
IRIB通信によりますと、世界各地のこれらの学者らは書簡において、「気候変動の危機は既に開始されており、予想よりも遥かに急速に拡大している」としています。
この書簡ではまた、自然環境の大惨事を阻止する方法として、化石燃料に代わりほかの燃料を使用すること、汚染物質の削減、エコシステムの維持と再生、肉の消費の削減、炭素なしの世界経済の実現(脱炭素化)が重要だとしました。
さらに、自然環境の危機が天然のエコシステムや人類の運命を脅かしている、と強調しています。
この書簡が公開されたのは、アメリカ政府が4日月曜、気候変動対策に関するパリ協定からの離脱を国連に正式に通告した後のことです。
アメリカは2017年の時点で、2019年の正式なパリ協定離脱を発表していました。
アメリカは中国と並んで、世界で最も温室効果ガスの排出量の多い国となっています。
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