ボリビア前大統領、「ボリビアでのクーデターに米政府が関与」
11月 24, 2019 19:43 Asia/Tokyo
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ボリビア前大統領のモラレス氏
ボリビア前大統領のモラレス氏が、同国でのクーデターにアメリカ政府が関与していたとしました。
モラレス氏は23日土曜、ロシア・スプートニク通信のインタビューで、「ボリビアでクーデターが発生したが、権力の移行はなされておらず、このクーデターはアメリカの監視のもとに行われた」と語っています。
また、「先月の選挙で極右が敗北し後、過激派、支持者らに対し街頭に繰り出して抗議するよう要求していた」と述べました。
さらに、これに関して「選挙期間中にブラジル、チリ、アメリカによる作戦チームが結成され、私に反対する選挙活動を展開し、国民にはモラレスに投票しない代償としての金銭の支払いが提案されていたことを裏付ける有力な情報が存在する」としています。
ボリビアの政治危機は、先月20日の同国の大統領選挙を受けて勃発しました。
街頭での抗議行動の激化を受け、モラレス氏は選挙で再選を果たしていたにもかかわらず、投票の再実施に同意しました。
しかし、軍司令官や警察隊司令官らからの支持が得られなくなったことから、モラレス氏は辞任しメキシコに亡命することなりました。
OAS米州機構は、「ボリビアでの政情不安発生により、少なくとも23人が死亡、ほか700人が負傷した」と発表しています。
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