中国がアメリカ製品に課した関税で、アメリカに数十億ドルの損害
12月 11, 2019 20:13 Asia/Tokyo
アメリカ製品を対象とした中国の関税は、すでにアメリカに420億ドル以上の損害をもたらしています。
11日水曜の新華社通信によりますと、2018年2月から現在まで米国の輸出入業者と農業関係者は、中国に420億ドル以上の関税の支払いを強いられています。
この報道によりますと、米国では今年10月だけで72億ドル以上の関税の支払いを強いられており、この数字は前年同月より10億ドル増となっています。
米中ビジネス評議会のクレイグ・アレン会長は、米製品を対象とする中国の関税による損害が非常に大きいとしました。
米中の間では2018年3月8日以降、相互の輸入関税をめぐって激しい貿易摩擦が生じています。米国は今月15日、中国製品に対し新たに1600億ドル近くの関税を課すと見られています。
中国もまた、「すべての関税が撤廃されない限り、アメリカとの間で合意書が署名されることはない」と繰り返しています。
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