ロシア、「アメリカはイランでの航空機事故で政治的優位を追求」

ロシアのリャブコフ外務次官が、最近の米国の措置を非難し、米政府関係者を、テヘランでのウクライナ旅客機墜落による政治的優位性を獲得しようとする「日和見主義者」だとしました。

イルナー通信によりますと、リャブコフ外務次官は10日金曜夜、テヘラン付近でのウクライナ旅客機の墜落事故について述べ、「この恐ろしい人類の悲劇が、政治的優位性を得るために利用されるべきではない」と語りました。

そして、ウクライナ機墜落について尾ひれをつける理由など全くないとし、「専門家が事故の状況を調査し、明確な結論を得る機会を与えるべきだ」と述べました。

8日水曜、ウクライナ航空の旅客機がテヘランのイマーム・ホメイニー空港近くで墜落し、167人の乗客と9人の乗員が死亡しました。

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