マレーシア首相が、アメリカの対イラン制裁を批判
1月 15, 2020 21:51 Asia/Tokyo
マレーシアのマハティール首相が、「制裁は解決策にならない。特にイランとの合法的な通商利益を有する国々を初め、多くの関係国を情勢不安に巻き込む」として非難しました。
汎アラブ紙ライ・アルヨウムの電子版によりますと、マハティール首相は15日水曜、米国によるイラン制裁を非難し、「諸問題は、制裁行使ではなく平和的な方法で解決すべきだ」と述べました。
米政府は、イランがイラク領内にある米軍基地をミサイル攻撃したことに対し、軍事措置は回避するもイランへの新たな制裁を科しました。
米ムニューシン財務長官は「鉄鋼などのイランの産業に対し、新たに制裁を発動した」と表明しています。
今月3日、米軍がイランイスラム革命防衛隊のソレイマーニー司令官らを暗殺し、同5日未明に同防衛隊が米国の国家テロへの報復としてイラクにある米軍基地をミサイル攻撃しました。今回のイランへの追加制裁はその出来事を受けて取られています。
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