フランスの年金制度改革法案が、民衆の抗議が続く中で採択
1月 26, 2020 18:57 Asia/Tokyo
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フランスでの民衆の抗議
国民からの大きな抗議運動が続く中、フランス政府が年金制度改革法案を可決しました。
ロシアのスプートニク通信によりますと、フランス政府は26日日曜、民衆による抗議が続く中、年金制度改革法案を承認しました。
フランス政府は、新しい年金制度は年金不足額の一部を補填するものであると述べています。
この計画では、職業上の一部の福利厚生が削減されています。
フランス政府の代表者は30日木曜、労働組合指導者らと会談し、年金制度の有効性を確保するための代替方法を議論する予定です。
昨年12月上旬以来、フランスでは教師、事務員、そのほかの労働者数千人が、政府の年金制度改正計画に抗議し、ここ数十年で最大規模のゼネストを実施しています。
フランスはまた、これまで14か月以上にわたって毎週、資本主義システムに対する「黄色いベスト」運動の抗議に直面しています。
「黄色いベスト」運動として知られる、フランス政府の経済政策と反資本主義システムに対する民衆の通算63回目の抗議デモが24日土曜に開催されました。
フランスは現在、抗議行動とストライキの最長記録を更新しています。
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