アメリカが新貿易協定に署名
1月 30, 2020 20:00 Asia/Tokyo
トランプ米大統領が、議会との数ヶ月にわたる討議の末、カナダおよびメキシコとの貿易協定に署名しました。
ロイター通信によりますと、トランプ大統領は29日水曜、NAFTA北米自由貿易協定を破棄した後、米国、メキシコ、カナダ間の新しい貿易協定に署名しました。
この新しい協定は、この三国間で1.2兆ドルの貿易資金の流通を維持しているものの、労働法と自動車製造部門に対してより厳しいものとなっています。
トランプ大統領はこの調印式で、この貿易協定の調印が重要であるとするために、NAFTAによって引き起こされた経済的損害をきっかけに自分は2016年の大統領選に立候補したと語りました。
NAFTA北米自由貿易協定は、26年前に米国、カナダ、メキシコ間で締結されました。
米国議会の民主党員は、新しい協定の中の特に労働力と環境に関する項目について政府に反対しましたが、最終的に議会はこれを承認しました。
メキシコ議会も新しい協定を承認していますが、この協定を発効させるには、カナダ議会の承認が必要です。
トランプ大統領は、メキシコとカナダに対し、NAFTA協定が改定されない場合、アメリカはこの協定を離脱し、これらの国からの輸入品に対し関税を課すと繰り返し脅していました。
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