米上院、米大統領の職権乱用に関して無罪評決
(last modified Thu, 06 Feb 2020 09:20:19 GMT )
2月 06, 2020 18:20 Asia/Tokyo
  • アメリカ上院
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アメリカ上院で5日水曜、大統領弾劾裁判の評決が出され、多数を占める与党・共和党の議員らによって、同国のトランプ大統領が職権乱用疑惑を免れ、無罪評決となりました。

イランプレスによりますと、トランプ大統領に対する最後の弾劾裁判(裁判の最終日)において、同大統領の弾劾の是非をめぐる上院議員らの見解陳述の後、最終的な票決が実施されました。

この票決では、共和党議員52名がトランプ大統領を有罪とする事に反対した一方で、民主党議員47人および共和党議員1名が賛成票を投じています。

トランプ大統領が有罪評決を受けるのは、米上院で総議席数の3分の2、すなわち67人が賛成票を投じた場合のみとなっていました。

アメリカ下院は昨年末にトランプ大統領の弾劾訴追案を可決し、先月15日に同上院に対して決議を送っていました。

トランプ大統領の弾劾手続きは、ウクライナのゼレンスキー大統領との電話でのやり取りが発覚したことを受けて始まりました。

トランプ大統領は昨年7月末、ゼレンスキー大統領に対し、今年のアメリカ大統領選挙での最大のライバルとされるジョー・バイデン民主党候補に関する情報を提供するよう求めていました。

トランプ大統領は、ウクライナへのアメリカの軍事支援に対し、バイデン候補とその息子に関する司法調査実施を交換条件条件にしたとされています。

 

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