アフガン前大統領が、米軍空爆による民間人の殺害を非難 (動画)
2月 15, 2020 18:37 Asia/Tokyo
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米軍によるアフガニスタンへの空爆
アフガニスタンのカルザイ前大統領が、米軍による同国東部ナンガルハール州への空爆でまたしても民間人が殺害されたことを強く非難しました。

IRIB通信が、アフガニスタン・カーブルから報じたところによりますと、カルザイ氏は15日土曜、米軍が同国住宅地を空爆したことを非難すると共に、「米国は罪なき人々の殺害ではなく、戦争の終結及び平和プロセスに集中すべきだ」と語りました。
こうした中、同国南東部パクティア州では14日金曜、数百人の住民がデモを行い、米軍の空爆で民間人が殺害されていることに抗議の声をあげました。
米軍は14日金曜、ナンガルハール州で2台の自動車を空爆し、これにより少なくとも10人の民間人が死亡しました。
これ以前に、アフガニスタンの人権委員会は声明の中で、同国における多国籍軍の攻撃による死亡者の増加や人権侵害に懸念を表明し、米軍の空爆による民間人の殺害は戦争犯罪に当たるとしています。
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