元米国務次官、「ソレイマーニー司令官の暗殺は危険な結果をもたらす」
シャーマン元米国務次官が、ソレイマーニー・イラン革命防衛隊司令官のテロに関するトランプ政権の犯罪は、危険な行為であると語りました。
アメリカの新聞ヘラルド・トリビューン紙のウェブサイトによりますと、オバマ米大統領時代に国務次官を務めていたシャーマン氏は17日月曜、「トランプ米大統領は、さまざまな分野で破壊的な行動をとっており、ソレイマーニー司令官の暗殺は、米国とイランを戦争の一歩手前にまで押しやった非常に危険な行為であった」と述べています。
そして、トランプ政権によるこの偉大なイランの司令官の暗殺が、イランの人々の間で反応を引き起こし、それはアメリカの利益を損なうことになったと述べました。
先月3日、イラク当局の公式招待によりイラクを訪問中のイランイスラム革命防衛隊ゴッツ部隊のソレイマーニー司令官と、イラク民兵組織ハシャド・アルシャビのアブーマハディ・アルムハンディス副司令官、および8人の同行者が、イラク・バグダッド空港へのアメリカテロリスト軍の空爆により殉教しました。
このテロ行為に対応して、同8日、イランイスラム革命防衛隊は、10発以上のミサイルで、イラク・アンバール州にあるアサド米軍基地を攻撃しました。
トランプ大統領は、革命防衛隊のミサイル作戦後、この攻撃による死傷者はいないと発表しましたが、その後、ペンタゴン米国防総省は、負傷した米兵の数を五月雨式に公表していきました。
今月11日、米国防総省は、「これまでに109人の米兵が外傷性脳損傷であると診断されており、この数字はそれ以前の報告より45人増加している」と発表しました。
ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://twitter.com/parstodayj