新型肺炎
IMFが、世界経済に及ぼす新型コロナのマイナス影響を警告
2月 24, 2020 19:13 Asia/Tokyo
IMF・国際通貨基金が声明の中で、新型コロナウイルスの蔓延により中国での経済活動が混乱をきたし、その結果、世界経済を脅かす可能性があると警告しました。
フランス24チャンネルによりますと、IMFは23日日曜、声明を出し、世界経済に及ぼす新型コロナウイルスの影響について警告を発しました。
22、23日はサウジアラビアの首都リヤドで、主要20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁による会議が開催され、世界経済への新型コロナウイルスの影響が議論されました。
IMFのクリスタリナ・ゲオルギエバ専務理事はこの会議で、世界経済がゆっくりと通常の状態に戻りつつあるものの、この状態は非常にもろいと発言しました。
中国国家衛生健康委員会は24日月曜昼、国内で新たに150人が新型コロナウイルス感染で死亡し、死者は合わせて2592人となったと発表しました。
新型コロナウイルスは、昨年末に中国南部湖北省武漢市の海鮮市場で初めて検出され、現在同国の31省に加え、アメリカ、オーストラリア、タイ、マレーシア、韓国、日本、カナダ、スウェーデン、スペイン、フランス、アラブ首長国連邦、イランなど世界の多くの国に拡大しています。
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