イラクでのアメリカ軍の疑わしい動き
視点;米大統領は自傷行為に出るか?
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トランプ大統領
新型コロナウイルスが猛威をふるっているアメリカのトランプ大統領は、果たしてこの危機に関してはぐらかすため、自暴自棄な自傷行為に出るのでしょうか?
イラクの情報筋は、同国・バグダッド常駐のヌールニュースの記者に対し、「自分たちは正確な情報を把握している。それによると、一部の米大統領補佐官はトランプ大統領に対し、アメリカ国内での新型コロナウイルスを政府が制御し切れていないという大失態をめぐり、世論や政界の要人らの圧力をかわすためには、イラクを筆頭とした地域での人造的な危機を生み出す必要がある、と勧告した」と表明しました。
イラクのこの情報筋が発表したニュースによれば、アメリカ国防総省およびCIA米中央情報局の関係者らは、こうしたアプローチに反対しており、そのような行動に出ることは極めて危険で予想外のルートに足を踏み入れることだとしています。しかし、アメリカ国務省はこれに固執しています。
1日水曜のフランスのマクロン大統領と、イラクのサーレハ大統領の折衝も、イラク国内での想定外の事態が生じる可能性に関しての懸念を示すためのものでした。
これまでに把握されている報道からは、トランプ大統領が確かに現時点では米国務省の提案に賛同していないものの、2日木曜の自らのツイートでは、イラク抵抗組織を暗に脅迫しており、このことからアメリカ国務省の提案が大統領の意識に付きまとっていることがうかがえます。
イラク情報筋は、過去2日間にサウジアラビア系列のメディアにより発表されている、イラク国内情勢が危機的状況にあると吹聴する報道に触れ、「サウジアラビアの雇い入れの集団が、アメリカと連携し、あるいは連携することなく米軍基地に対する攻撃行動に走り、イラク領内の抵抗集団に対する作戦実施に必要な口実を作ろうとすることは、想像に難くない」と表明しました。
イラン外務省のムーサヴィー報道官も1日水曜、イラク領内でのアメリカの軍事行動に反応を示し、「グテーレス国連事務総長や国際社会が、新型コロナウイルス蔓延の現状においての緊張扇動や戦闘行為の停止を強調している中で、このような行動はイラクの政府や議会、国民が発表した正式な要請に反し、緊張を生み出すものであり、地域情勢を不安定や大惨事へと掻き立てることになる」と語りました。
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