新型コロナウイルス
各国の元政府高官らが、米の制裁緩和を強調
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各国の元政府高官らが、米の制裁緩和を強調
各国の元政府高官らの集団が、トランプ米大統領に宛てた書簡において、新型コロナウイルス蔓延の最中での対イラン制裁の緩和を求めました。
イギリスの新聞ガーディアンによりますと、トランプ大統領に書簡を送付した24人のグループには、NATO北大西洋条約機構の4人の歴代事務総長を初め、4人の防衛関係者や元上級外交官などの名前が見られます。
そのメンバーには、ロバートソン元NATO事務総長、モゲリーニ前EU外務安全保障政策上級代表、グロハーレム・ブルントラントWHO世界保健機関元事務局長、ハンス・ブリックス元IAEA国際原子力機関事務局長などがあげられます。
この書簡にはさらに、オルブライト米元国務長官、元米国防長官だったロバート・コーエン氏およびチャック・ヘーゲル氏、対イラン核協議でのアメリカ代表だったウィリアム・バーンズ氏などの名前も見られます。
これらの人々は、アメリカの対イラン制裁および、対イラン医療関係製品・必需品の輸出を禁じる法律の緩和を求めています。
この書簡ではまた、「他国にいることは、我々自身の安全維持に向けた人命救助のために不可欠である。そのためには政府間同士の政治対立は無視すべきだ」とされています。
国際人権NGOヒューマンライツウォッチも6日月曜、「イランに対するアメリカの一方的な制裁は、新型コロナウイルスが蔓延している現状にかんがみ、解除されるべきであり、それによりイランが必要とする必要な機材を確保できるようにする必要がある」と表明しました。
スペインの60の政治・社会団体も、新型コロナウイルスが猛威を振るっている現状に照らし、イランやベネズエラ、キューバに対するアメリカの制裁の即時解除および、ガザ地区封鎖の解除を求めています、
新型コロナウイルスに対処しているイランへの支援提供を目的に、国際社会がトランプ米政権に対イラン制裁の解除を迫っているにもかかわらず、アメリカ政府は制裁緩和を渋り、一部の分野に関しては制裁の強化さえ行っています。
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