韓国が米国と国防対話 米軍駐留経費交渉の「公正な水準での妥結」強調
(last modified Wed, 22 Apr 2020 12:15:00 GMT )
4月 22, 2020 21:15 Asia/Tokyo
  • 韓国に駐留する米軍兵士
    韓国に駐留する米軍兵士

韓国国防部は22日、米国防総省と統合国防対話(KIDD)の第17回会合を開催したと発表しました。KIDDは高官級の協議体で、今回は新型コロナウイルスの感染拡大を受けてテレビ会議の形で行われました。

双方は2020年以降の在韓米軍駐留経費の韓国側負担を決める両国の交渉について、妥結に向けたこれまでの共同努力を評価しました。また、米韓同盟と連合防衛態勢が強化されるよう、交渉が公正かつ互いに同意できる水準で妥結される必要があると強調しました。

米韓は昨年9月から交渉を行っていますが、韓国側負担額の総額で隔たりが大きく、合意に至っていません。トランプ米大統領は先ごろ、韓国が提示した金額を拒んだと明らかにしています。

この会合で米国側は、新型コロナウイルスへの対応における韓国のリーダーシップが透明性、柔軟性、迅速性の面で世界の模範になっていると高く評価しました。また、新型コロナウイルスに関する韓国側の在韓米軍への支援努力に感謝の意を示しました。

 

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