国連軍司令部が調査チームを派遣 北の銃撃受けた韓国軍監視所に(動画)
(last modified Mon, 04 May 2020 14:27:33 GMT )
May 04, 2020 23:27 Asia/Tokyo
  • 韓国軍監視所
    韓国軍監視所

韓国の軍消息筋は、3日日曜に北朝鮮の銃撃を受けた韓国北東部・江原道の非武装地帯(DMZ)にある韓国軍の監視所に、国連軍司令部軍事停戦委員会が特別調査チームを派遣することを明らかにしました。

韓国のヨンハプ通信によりますと、国連軍の調査チームは、監視所が銃撃を受けた当時の状況や韓国軍の対応射撃などに関する調査を行い、朝鮮戦争休戦協定違反の有無などについて結論を下すとみられています。

この銃撃は現地時間の3日午前7時41分ごろに発生し、その後監視所の外壁に4発の弾痕が確認されました。韓国軍は、北朝鮮への警告射撃を2回にわたり約10発ずつ実施し、銃撃中止を求める警告放送も行っています。

韓国国防部と軍合同参謀本部は銃撃について、北朝鮮側の監視所で偶発的に発生したと判断しています。

軍消息筋は「銃声が聞こえたときは北側の監視所勤務者の交代時間で、濃い霧がかかっていた。監視所の近くでは日常的な農作業が行われていた。このほかの詳細を明らかにできない技術情報なども、銃撃が偶発的に発生したと判断する根拠になった」と説明しました。

国防部は銃撃発生直後に南北閣僚級軍事会談の韓国首席代表名義で通信文を送り、北朝鮮側に対し謝罪と再発防止を求めました。しかし、これまでに北朝鮮側は何ら返答していません。

 

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