米国の出生率が、かつてないほど低下
May 21, 2020 15:03 Asia/Tokyo
米国の出生率は、35年ぶりに過去最低となる水準にまで低下しました。
アメリカの新聞ニューヨークポストによりますと、CDCアメリカ疾病管理予防センターは、「米国の出生者数は2018年以降約1%減少し、約370万人になった。10代および20代の母親らの出産が依然として減少している」と発表しています。
CDCは20日水曜に発表した最新のレポートで、「2014年を除き、米国の出生率は2007年のリーマンショックによる不況と同時に減少しており、好景気の時にあってもこの傾向は続いている」としています。
米国の15〜19歳の母親の出生率も、2019年には5%の減少となり、1991年以降ほぼ毎年減少が続いています。
米国の専門家は、「新型コロナウイルスの感染拡大とその経済への影響が、同国の出生率の低下傾向に追い討ちをかける可能性がある」と警告しています。
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