ロシアが、アメリカの戦略的国際条約の離脱を非難
May 25, 2020 14:07 Asia/Tokyo
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ザハロワ報道官
ロシア外務省のザハロワ報道官が、アメリカが世界の安全保障に関わる国際条約からの離脱を重ねていることを非難し、「米国の離脱は意図的なものだ」としました。
イルナー通信によりますと、ザハロワ報道官は、米国が過去3年間で数々の条約から離脱していることを指摘し、「米国は、諸国政府の措置・活動の法的枠組みや戦略の安定を保証していたこれらの条約の履行を放棄した」と批判しました。
また続けて、「現在維持されているのは唯一、2021年に期限を迎える新戦略兵器削減条約だけだ。米政府関係者は、これらの国際合意や条約の履行において、なぜ自身が他の者たちより優位にあると解釈しているのか説明しなければならない」としました。
新戦略兵器削減条約は、戦略核兵器縮小のために米ロ間で結ばれた条約です。
トランプ米大統領は22日金曜、ロシアが領空開放条約を履行していないと主張し、同条約を脱退する構えだとしました。
この条約の規定に基づけば、米国の脱退は正式に宣言してから6ヵ月後に確定することになります。しかし、多くのロシア外交官や識者らはすでに現時点で、米政府による同条約の履行拒否がその崩壊を一歩進めたと認識しています。
トランプ大統領は就任後から、気候変動に関するパリ協定、イラン核合意、中距離核戦力全廃条約、ユネスコなど、多くの国際条約や国際機関における同国政府の義務を放棄し、それらからの離脱を繰り返しています。
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