レバノンのテレビ局、「米の一部同盟国が、米への反発に転じる」
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トランプ米大統領
トランプ米大統領が国内で様々な危機に瀕している中、アメリカの一部同盟国が、アメリカの敵国と同様に、同国への反発に転じています。
レバノンのアルマヤーディン・テレビによりますと、トランプ大統領は国内外で現在様々な危機に瀕する中で、同大統領の政策に対する抗議デモが続いていることに加えて、同盟国の陣営でも亀裂が生じているということです。
アルマヤーディン・テレビの記者は、「メルケル独首相とトランプ大統領の関係は、冷ややかで握手もあまり交わさず、会談の回数も減っていて、最低レベルに陥っていたのは完全に明らかだ。今やトランプ大統領はドイツからの米軍の撤収を決定しており、マース独外相も複雑な関係の実態を認めている。このことは、トランプ大統領の政策に対するマース外相の明白な批判であり、同外相はトランプのこうした政策を完全な誤りだとしている」と話しています。
米国に敵対する国と同様に、同盟国もまた、「反発」というウイルスに感染したかのような事態に陥っています。
中国の習近平国家主席の訪日を模索中の日本政府も、新型コロナ危機による状況改善を期待する中で声明を発表し、米国による対中批判には加わらないことを明らかにしました。
この2つの問題は、トランプ大統領が、重要な国際合意からの離脱を繰り返し、敵や同盟国との無意味な戦争を始めたことに端を発する、EU及びNATO北大西洋条約機構内の米の同盟国とトランプ大統領との関係の混乱が招いたものと見られています。
トランプ大統領は就任以来、何よりもアメリカ第一主義をスローガンの先頭に掲げてきました。また、このスローガンを正当化しつつも国内で発生している様々な問題は、彼の政権内における欠陥を露呈した形となっています。
米ハーバード大学政治学の教授であるスティーヴン・ウォルト氏は、トランプ大統領の政策を愚の骨頂だとし、「トランプ政権は暴漢まがいの政権で、まともな政策や指針をまったく持たない。冒険的な男が魔法のような成功や空想的な目標を追求しているに過ぎない」と語りました。
こうした中、トランプ大統領は日々増大する危機の渦中にいます。
NBCニュースや米金融情報紙ウォールストリートジャーナルによれば、米国民の80%がもはや国内の状況は制御不能となっていると感じています。
こうした中、ロイター通信は共和党派の有権者の17%は、民主党のバイデン候補に投票するだろう、とする予想を報じました。
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