米警察が、ホワイトハウス前の人種主義抗議者らを攻撃
6月 24, 2020 14:37 Asia/Tokyo
米警察が、ホワイトハウス前に集まった人種主義に抗議する人々を攻撃しました。
米CNNによりますと、同国の首都ワシントンDCの市警察は23日火曜、ホワイトハウス前に集まった人種主義に抗議する人々を攻撃し、彼らと衝突しました。
これらの抗議者は、ホワイトハウスに隣接するラファイエット広場に複数のテントを設営していました。
人種主義に抗議する人々はこれ以前にも、同広場にあるアンドリュー・ジャクソン第7代米大統領の像を台座から引き摺り下ろそうとしています。
トランプ大統領は、この抗議集会開催に反応を示し、「抗議者らがワシントンDC市内に『自治区』を作り出すことは許されない。彼らには武力で応じるだろう」と語っています。
抗議者らはこの数日、アメリカの奴隷制時代に関わる複数の人物の像を倒しています。
米国各地の都市、特にミネソタ州のミネアポリスでは、およそ1か月前から同国警察の人種主義的行為に対する抗議運動が行われています。
先月25日ミネアポリスで、米白人警官が黒人男性ジョージ・フロイドさんを殺害しました。
この犯罪は、アメリカの人々の怒りへとつながりました。しかし米警察と治安部隊は、トランプ大統領の命により抗議者の鎮圧に乗り出しています。
米国では、これらの抗議運動の中で数千人が負傷、または逮捕されています。
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