IMF、「世界の経済成長はマイナス」
(last modified Thu, 25 Jun 2020 09:18:49 GMT )
6月 25, 2020 18:18 Asia/Tokyo
  • IMF国際通貨基金
    IMF国際通貨基金

IMF国際通貨基金が最新報告において、「2020年の世界の経済状況に関する予測はさらに厳しいものになる」とし、「世界経済は4.9%縮小する」としました。

アメリカの新聞ワシントンポストは25日木曜未明、「IMFは24日水曜に発表した報告において、新型コロナウイルスが同組織が以前に予測した以上に世界経済にマイナスの影響を及ぼしており、その後の回復プロセスも鈍化する、と表明した」と報じています。

この報道によれば、IMFは以前の予測において、世界経済の落ち込みを3%としていましたが、最近の報告では、今年末までに世界経済が4.9%縮小すると見込まれる、と発表しています。

IMFの話によりますと、世界のいずれの経済大国も新型コロナウイルスのパンデミックの影響から逃れられない、ということです。

因みに、世界最大の経済大国とされるアメリカの経済は今年、8%縮小するとともに、ユーロのみを利用する諸国の経済は10%以上落ちこむ、とされています。

また、日本経済も5.8%縮小し、またこれまでは高い経済成長率を誇ってきた中国の経済成長も、過去数十年間で最低の1%の成長にとどまるということです。

 

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