7月 01, 2020 18:58 Asia/Tokyo

 欧州航空機大手エアバスは6月30日、全従業員の10%超にあたる約1万5000人を今後1年かけて削減すると明らかにしました。

CNN Businessがロンドンから報じたところによりますと、新型コロナウイルスの感染拡大によって旅行業界が打撃を受けたことで、新しい航空機に対する需要が落ち込んでいるということです。

エアバスによれば、最近数カ月で商用機事業の40%の落ち込みに対応しており、回復も遅いものになる見通しだとしています。

エアバスは航空輸送量が2023年までは新型コロナウイルス流行前の水準には戻らないだろうと指摘し、回復は遅ければ2025年までずれ込む可能性もあるということです。

エアバスは欧州の航空機メーカーで、フランスに本社を構え、ドイツやスペイン、英国で生産を行っており、世界全体の従業員数は13万4000人規模とされています。

人員削減が最も大きいのはフランスとドイツでそれぞれ約5000人が減らされる予定です。英国で1700人、スペインでも900人が削減される見通しです。

 

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