米大統領が拒否権行使を示唆する中、下院で国防権限法が可決
7月 22, 2020 18:51 Asia/Tokyo
アメリカ下院が、トランプ大統領が拒否権行使を示唆しているのをよそに、NDAA国防権限法を可決しました。
アメリカの政治専門紙ザ・ヒルのインターネットサイトによりますと、アメリカ下院は21日火曜、賛成295票、反対125票でNDAA国防権限法を可決しました。
今回可決された法案は、アメリカ上院の審議を待つことになり、さらに上院で可決された場合にはトランプ大統領がこれに署名、あるいは拒否権を行使するかのいずれかとなります。
NDAAの予算規模は7400億ドル相当とされ、アメリカ国防総省の政策を決定付けるものですが、トランプ大統領は南北戦争で奴隷制を支持した南軍の将官らの名前が米軍基地名から削除されることを理由に拒否権を行使するとして脅迫しています。
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