米無所属派サンダース上院議員、「コロナで米の大富豪が益々裕福に」
8月 18, 2020 14:14 Asia/Tokyo
アメリカの無所属派上院議員、バーニー・サンダース氏が同国の経済体制を非難し、「コロナ時代にわが国の大富豪は益々その富を増やし、3000万人の国民はその職を失った」と語りました。
イルナー通信によりますと、バーモント州選出のサンダース議員は17日月曜、ツイッター上で「わずか467人の大富豪が、新型コロナウイルスのパンデミック下で7310億ドルも富を増やした一方で、アメリカ国民3000万人が失職し、今や食事にも事欠き、住む家さえも失おうとしている現状はいただけない」と述べています。
また、「アメリカは、今やこれまでのどの時代よりも、全体のわずか1%(の人々のため)ではなく、すべての人のニーズを満たしうる経済を必要としている」とし、同国上院に対しこの問題に関して即刻、対策を講じるよう求めました。
新型コロナウイルス禍の時代に、アメリカ経済は深刻な危機に瀕しています。
このウイルスが蔓延して以来、アメリカでは数千社もの企業や会社が休業・倒産に追い込まれています。
こうした中、新たな調査によりますと、アメリカでは新型コロナウイルスの影響で今年2月から’5月までに540万人が失職により健康保険受給資格を喪失したとされています。
アメリカは現在、新型コロナウイルスの感染者数と死亡者の双方において世界ワースト1となっています。
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