米加州山火事、州全域に拡大 消防対応の限界近づく
8月 20, 2020 13:15 Asia/Tokyo
記録的な熱波に見舞われている米カリフォルニア州で山火事が全域にわたって発生し、州消防当局の対応能力が限界に近づきつつあります。
米CNNによりますと、カリフォルニア州の火事による現時点での焼失面積は12万ヘクタール超となっています。
山火事の件数は大規模なもの23件を含む約367件で、当局はこのうち1件について放火の疑いがあるとして男1人を逮捕しました。同州では一部地域で気温が約38度に達しています。
この火事ではこれまでに、消火活動の際にヘリコプターの機体が墜落し、パイロットの消防士1人が死亡しています。当局によると、他に搭乗者はいなかったということです。
州北部の都市バカビルの一部では、山火事が近隣の田園地帯にまで延焼しているため、住民に対する退去指示が出ています。
当局が避難場所に設定した高齢者センターには、住居をあきらめた20人余りが身を寄せています。このうち1組の夫婦は火災現場の様子について、「(消防士らは)何もできなかった。ただ家が燃えるのを見ているしかなかった」「消防車は1台も来ていなかった」と話しています。
夫婦に対し消防隊のリーダーは、別の場所で消火活動を行っているため、こちらに回す消防車がないと説明したといいます。
複数の郡で避難指示が出る中、州の消防当局は州外から消防車375台を派遣させるよう要請し、さらに消火活動の支援を呼びかけています。
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