米上院議員、ハリケーン・ローラによる危機的状況を警告
(last modified Mon, 31 Aug 2020 09:50:43 GMT )
8月 31, 2020 18:50 Asia/Tokyo
  • ハリケーン・ローラによる被害
    ハリケーン・ローラによる被害

ケネディ米上院議員(ルイジアナ州選出)は、米国の一部州がハリケーン・ローラにより危機的な状況にある、としました。

ケネディ上院議員は、米フォックスニュースのインタビューで、「ハリケーン・ローラが破壊しながら通過した距離は約600㎞に上る。100~200万人がこのハリケーンの影響を受けた可能性がある」と語りました。

またトランプ米大統領に対し、少なくとも14人が死亡した今回の自然災害が引き起こした被害を直接視察するよう要請しました。

ケネディ議員によれば、ハリケーン・ローラにより40万にのぼる世帯や商業施設が、断水・停電しているということです。

米国立ハリケーンセンターの発表によりますと、最大風速が時速240キロを記録したハリケーン・ローラは、近年、同国の南東部を襲ったハリケーンの中では最大の勢力を持っていました。

気象学者は、テキサス州とルイジアナ州の沿岸が水没する可能性があると警告しており、州当局は、両州の沿岸地域の住民にただちに避難するよう要請していました。

トランプ大統領と米政府がハリケーン被災地の問題に無関心であることは、州当局の批判の対象となっています。

 

ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。

https://twitter.com/parstodayj

https://www.instagram.com/parstodayjapanese/

http://urmedium.com/c/japaneseradio