米NY市長が、サウジ主催のG20市長会合への参加を取りやめ
9月 27, 2020 13:56 Asia/Tokyo
デブラシオ・米ニューヨーク市長が、サウジアラビアでの人権侵害に抗議の意を表明するため、ネット形式による同国主催のG20主要20カ国・地域市長会合への参加を取りやめました。
イギリスの新聞ガーディアンによりますと、デブラシオ市長は「ある人権団体の呼びかけに応じ、今月末に予定されているネット形式でのサウジ主催のG20市長会合には参加しない意向である」と表明しています。
このほど、ある人権団体が世界の大都市の市長らに対し、サウジアラビアの反体制派記者ジャマール・カショギ氏殺害記念日を前に、同国が開催を予定している会議に参加しないよう求めました。
国際人権連合はある書簡において英ロンドン、米ニューヨーク、独ベルリン、仏パリ、伊ローマ、米ロサンゼルス、スペイン・マドリードなど、今回の会合に招待されていた世界の諸都市の市長らに対し、参加をボイコットするよう要請していました。
また、これらの諸都市の市長らに対し、今回の会議のボイコットにより、サウジアラビアでの人権侵害を終わらせるために明白な歩みを踏み出すよう求めています。
デブラシオ・ニューヨーク市長はこれ以前にも、イエメン市民に対する戦争を理由に、サウジアラビアを非難していました。
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