中国の株価が過去14ヶ月ぶりの暴落
(last modified Thu, 28 Jan 2016 11:37:59 GMT )
1月 28, 2016 20:37 Asia/Tokyo
  • 中国の株価が過去14ヶ月ぶりの暴落

再び石油価格が下落したことで、中国の株価指数が暴落し、過去14ヶ月で最安値となりました。

ロイター通信によりますと、中国の株式市場の株価指数は6%下落し、過去14ヶ月の最低水準に達しました。

これは世界の経済成長に対する懸念を強めています。

26日火曜の終値では、上海総合指数が6.4%下落し、2014年12月以来の最安値となりました。

昨年の夏に中国の株価が40%下落したあと、中国の株式市場は投資家の信用を失っています。

この期間、中国政府は、市場介入を行い、株価の暴落を抑制しましたが、2016年1月から、再び下落の流れが始まりました。

中国の関係者が、貿易による利益のために、中国元の切り下げ継続を控えると強調したのにもかかわらず、依然として人民元の下落の流れが続いており、これは中国の株式市場における投資家の懸念となっています。

中国人民銀行は、中国の株価指数の下落に反応し、今年1月のはじめから、元と外貨の両替を制限しています。