米議員ら45名が、サウジ開催のG20サミットのボイコットを要請
10月 22, 2020 18:24 Asia/Tokyo
45名の米議員らが政府に対し、サウジアラビアが主催するG20・主要20カ国地域会合のボイコットを求めました。
フランス通信によりますと、これらの議員はポンペオ米国務長官に宛てた書簡において、「サウジ政府関係者が、同国での人権問題関連の懸念に配慮しないなら、アメリカはサウジ主催のG20サミットへの参加を取りやめるべきだ」と表明しています。
また、サウジアラビア政府に対し、収監中の活動家らの釈放とイエメン軍事侵攻の停止を求めるとともに、トルコ・イスタンブールで殺害されたサウジ人ジャーナリスト・カショギ氏殺害の引責を要求しました。
この書簡ではさらに、「サウジ政府がこの分野に関する自らの経歴の改善に向け即刻手を打たなければ、我々は同国でのG20サミットへの参加を拒否し、今後のサウジとの全ての交流に当たっての前提条件に人権分野での改革を据えるべきだ」とされています。
ヨーロッパ諸国の政治家らも最近、決議を採択してEUに対し、今回のサミットへの参加レベルを下げるよう求めました。
サウジ主催のG20サミットは、来月21日と22日の両日にわたり、オンライン形式で開催される予定です。
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